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梅毒ってどんな病気?感染した時の症状について知っておきましょう

2020年03月16日
病原体

梅毒、病名は聞いたことはあるけれどもどのような病気なのかわからない、もし自分が感染したときにはどのような対処をすべきなのかわからないと思う人は多いのではないでしょうか。梅毒は他人の粘膜や皮膚と直接接触するなど、性的な接触で移る感染症です。感染する細菌は梅毒トレポネーマと呼ぶもので感染して発症すると赤い発疹の症状が生じるのが特徴です。病名は、赤い発疹の症状がヤマモモ(楊梅)のように見えることに由来しています。

この病気は、20代前半の女性に多いといわれている感染症でもあり、早期の発見のための検査や感染していた際の早期治療が重要とされます。早期の薬物治療で完治することができるのですが、検査や治療が遅れたときや治療せずに何もしないでいると長期間の経過の中で脳や心臓などに重大な合併症が生じることがある、恐ろしい感染症になることもゼロとはいい切れません。梅毒は初期段階では無症状で進行する性質があるため発見が遅れることも多いようです。治療を行えば治る感染症ではありますが、途中で治療を止めてしまったり、完治しても感染症を繰り返すことがあるなど、感染の有無の確認や予防が大切です。

梅毒に感染すると、経過した期間に応じて症状が生じる場所や出現の仕方などが異なります。大きく分けると第1期感染後約3週間・第2期感染後数か月・感染後数年の3つに分類されます。第1期感染後約3週間は、感染初期を意味するもので、陰部・口唇部・口腔内・肛門などの感染が生じた部分にしこりができることがありますし、股の付け根のリンパ節が腫れることもあります。腫れが生じると痛みが起きるイメージもあるかと思われますが、痛みがないケースも多いようで腫れの症状は治療をしなくても自然に収まります。ただし、これは病原体がいなくなったものではなく他人に移してしまう可能性があるなど、リンパ節が腫れたり、感染部位のしこりを感じたときには梅毒の検査を受けるようにしましょう。

第2期感染後数か月は、治療をせずに3か月以上経過した段階で、梅毒の病原体は血液により全身に運ばれるため手のひらや足の裏まで体全体に赤い発疹が生じることも少なくありません。この発疹についても治療をしなくても消えることがありますが、病原菌の梅毒トレポネーマは体の中に潜んでいるため注意しなければなりません。晩期顕性梅毒は感染してから数年経過した段階、皮膚や筋肉、骨などに腫瘍が生じることもあり複数の臓器に病変が生じたときなど死に至るケースもある恐ろしい感染症です。

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